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  • [Show abstract] [Hide abstract] ABSTRACT: 内因性や外因性物質の酸化代謝を担うチトクロームP450(CYP)は複数の酵素からなる酵素群であり,その分子種である2C19(CYP2C19)はdiazepamやomeprazoleなど多くの薬物の代謝酵素として知られる.生体内CYP2C19活性には遺伝的多塑性があり,日本人の酵素活性欠損者はCYP2C19もしくは*3の変異遺伝子を有する.これまでの青森地域のABO式血液型の頻度分布や東北地方出身者におけるCYP2C19PMの頻度を検討した報告では青森県出身者と他地域出身者においてCYP2C19PMの頻度や変異遺伝子頻度が異なる可能性を示唆している.そこで今回下北半島の過疎地である川内町在住高齢者のCYP2C19変異遺伝子の頻度を検討し,これまでの日本人の報告と比較した.川内町出身の在住者108名を対象にCYP2C19変異遺伝子を検索した.今回得られた遺伝子型頻度はhomoEM:32.4%,hetEM:51.9%,PM:15.7%および変異遺伝子アリル頻度は*1:58.3%,*2:30.6%,*3:11.1%とこれまでの日本人の報告と有意の差を認めなかった.本研究の結果やこれまでの報告から,日本人においては出身地域によるCYP2C19変異遺伝子の頻度や遺伝子型頻度の差異は小さいと考えられた.
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